マイセン 花瓶 「金彩明ドラゴン」
マイセン 花瓶 「金彩明ドラゴン」
( MEISSEN® “Dragon” Vase with Border Decoration )
ドイツの陶磁器、名ブランド「マイセン」の世界限定コレクションです。
2014年度の世界限定コレクション、花瓶「金彩明ドラゴン」。
「明ドラゴン」というマイセン伝統のドラゴン柄を、紺の地色をバックに深みと輝きのある金で描いた作品です。
マイセンのドラゴンの文様は、元々は宮廷磁器に用いられたものです。
伝統的な燃えるような真珠文。
その装飾に、ウロコの金彩に陰影をもたせた点や、花瓶の口縁や白磁部分そして底部の金の装飾文に工夫を凝らした点が新しく、ゴールドとプラチナで輝いた、秀逸な現代のドラゴンとして描かれています。
命、実り、権力、永遠など、縁起のよいさまざまな意味合いも持つアイコニックなドラゴンをモチーフにした、芸術的価値の高い逸品に仕上がっています。
世界限定25点の作品です。
1709年、ヨーロッパで初めて白磁の製造に成功したのがマイセン窯。それまで磁器は東洋から輸入されたものばかりで、王侯貴族のみが手にできる大変な貴重品でした。
当時のザクセン(今のドイツ)侯であったアウグストの命令により9年の歳月をかけて研究された結果、白い磁器が誕生。以来マイセンはヨーロッパ最古の窯として、世界的な名声を得ています。
「青い双剣」と呼ばれる剣のマークは、その秘法が外にもれないようにするという意味があるとか。
今でも絵付けは誇り高き職人たちによってすべて手描きで行われており、その伝統に培われた美しさは広く人々の憧れとなっています。