ライカM-P “CORRESPONDENT” By Lenny Kravitz
ライカM-P “CORRESPONDENT” By Lenny Kravitz
( LEICA M-P ‘CORRESPONDENT’ By Lenny Kravitz )
ドイツの老舗高級カメラメーカー「ライカ」の特別限定モデルです。
ライカは、色々なデザイナーや著名ブランドとコラボレーションしてますが、今回は、世界的なロックミュージシャンのレニー・クラヴィッツによるデザインのスペシャルモデルです。
2015年3月23日から発売されています。
世界で限定125セットの限定モデル。
レニー・クラヴィッツにとっての最初のカメラは、21歳の頃に父親から譲り受けた父の愛機のライカカメラ、Leicaflexでした。
そのカメラを復活させたいと言う思いから生まれたカメラです。
ベースとなっているモデルは、フルサイズセンサー搭載のレンジファインダー式デジタルカメラ「ライカM-P」。
クラシックな装いに仕上げられたカメラボディと特別仕様の2種類のレンズがセットになっており、職人の手作りによる“Made in Germany“のオリジナルケースとのセットで提供されます。
光沢のあるブラックエナメル仕上げが施されたカメラのトップカバーとベースプレートと2種類のレンズは、長年にわたり使い込まれたかのようにところどころコーティングが剥がれ、味のある、思い入れのある古いライカを思い起こさせる特徴的なデザインと仕上がりになっています。
この使い込まれた感触は職人が手作業で仕上げ、それぞれの製品にハンドメイドによる独特の「オールド感」をもたせています。
カメラボディには、高級感を醸し出すブラックの耐摩耗性の優れた最高品質の蛇革をまとっています。
Mシステムの伝統を受け継ぎながら進化をとげた「ライカM-P」は、デジタルレンジファインダーカメラの技術的利点を備えており、ライカMシステムで広く知られる優れた堅牢性を発揮します。
光学性能が非常に優れた2本のレンズは、卓越した描写力を実現します。
ライカは、元々はドイツの光学機器メーカーであったエルンスト・ライツのブランドの名称です。
本来的には「ライツ社のカメラ」の呼称が「ライカ」であり、旧エルンスト・ライツ社の製造したカメラをライカと呼んだ事が始まりとなります。
約24mm×36mmの銀塩フィルムに露光する事で画像を得、引き延ばした印画の観賞を前提に設計された小型高性能カメラのパイオニアで、現存する全ての小型カメラは何らかの形で必ずやライカ型カメラの影響を受けていると言われます。紆余曲折の末、現在は社名自体も「ライカカメラ社」となっています。
数回の経営危機に直面した事がありますが、主要株主の増資等により今も健在。
そのレンズ描写性能や、精工で美しいプロダクト作りなど、クオリティの高さから現在でもプロカメラマンをはじめアマチュアでもコレクターや愛好者が多いメーカー、ブランドです。
[出典]ギズモード・ジャパン