マイセン 蓋付花瓶 「ヘロルトのシノワズリー」
マイセン 蓋付花瓶 「ヘロルトのシノワズリー」
( MEISSEN® Lidded vase “Chinoiseries after Höroldt” )
ドイツの名陶、名ブランド「マイセン」の世界限定コレクションシリーズです。
今回のコレクションは、2013年の世界限定コレクション、蓋付花瓶 「ヘロルトのシノワズリー」 です。
高さ 28cm の中型の蓋付花瓶。
世界限定25点です。
マイセン初期の古典的フォームの花瓶に、「磁器絵付の祖」と言われるヨハン・グ レゴリウス・ヘロルトが生み出した「シノワズリー」(中国趣味)の世界を描いています。
花瓶全体に広がる桃源郷が今も変わらぬ東洋への憧れを伝えます。
ヨハン・グ レゴリウス・ヘロルトは、18世紀の磁器画家で、全ての時代を通して、偉大、かつ最も重大な磁器の画家の一人です。
バロック時代のヨーロッパから見た、中国・東洋に対する憧憬を込めた図面。
1709年、ヨーロッパで初めて白磁の製造に成功したのがマイセン窯。それまで磁器は東洋から輸入されたものばかりで、王侯貴族のみが手にできる大変な貴重品でした。
当時のザクセン(今のドイツ)侯であったアウグストの命令により9年の歳月をかけて研究された結果、白い磁器が誕生。以来マイセンはヨーロッパ最古の窯として、世界的な名声を得ています。
「青い双剣」と呼ばれる剣のマークは、その秘法が外にもれないようにするという意味があるとか。
今でも絵付けは誇り高き職人たちによってすべて手描きで行われており、その伝統に培われた美しさは広く人々の憧れとなっています。