ボヘミアガラス モーゼル 花瓶 イケバナ ハンドカット ゴールド
ボヘミアガラス モーゼル 花瓶 イケバナ ハンドカット ゴールド
( Bohemian Glass Moser Ikebana, hand cut and gilded )
チェコの有名なガラス工芸ブランド、ボヘミアガラスの花瓶です。
ボヘミアガラスを代表するメーカー、「モーゼル」の作品。
伝統的な、ボヘミアガラス、モーゼルらしい、クラシカルでシンプルなデザイン。
クラッシクデザインシリーズの花瓶で、ゴールドのアクセント部分と、クリスタルガラスの対比が、とても精緻で清潔な美しさと気品が漂います。
花瓶と言っても、ちょっと変わった形状の花瓶。
名前も「イケバナ」と付いてるように、日本の生け花から着想を得ています。
デザインは2011年。
100個の限定生産品です。
ゴールドの美しい文様デザインと、クリスタルガラス部分のメッシュ状に緻密にカッティングされたスタイルが、実に美しく、感嘆します。
伝統的なボヘミアガラスのエレガントさをそのままに。
アール・ヌーヴォーを思わせる優美なスタイルなど、ヨーロピアンなエレガントさに溢れています。
ハンドカットによる繊細で丁寧な仕事。マイスターの卓越した技術が光ります。
ボヘミアガラスは、東欧、チェコを代表するガラス工芸。
ボヘミアガラスの始まりは9世紀頃とも言われます。その伝統と格調高い美しさは、ガラスの持つ美しさをヨーロッパ的な解釈で芸術作品まで昇華させた、独自の美意識と伝統技・装飾美。ボヘミアガラスの神秘の輝きは、ただ人的に施されたきらびやかな装飾だけでなく、ガラスの特性、外観、光沢、カット、ガラスの表面の光の屈折、厚みの差による光学的効果などから生みだされています。
幾世紀にもわたって刻まれてきたボヘミアガラスの伝統芸術。この透明感ある輝きは、まさに「光」の芸術と言えるでしょう。「森の湖の国」で育った天然の素材と600年の伝統に磨かれた技は、時を越えて世界中の人々を魅了し続けています。ボヘミア独特の装飾に基づくデザインは、様々なガラス工芸の可能性を見出しました。チェコのガラス工芸家たちは、常に時代の感覚を取り入れ、しかも芸術の普遍性を見つめています。
モーゼル
森林のクリスタル Lead Free
鉛を一切使わないエコロジークリスタルです。クリスタルと言えば、一般には鉛ガラスです。しかし、モーゼルクリスタルは鉛(酸化鉛)を入れる代わりにブナ等の灰(炭酸カリ)を入れた高品質のクリスタルガラスを作り出しました。145年以上変わらぬマイスター100%の手仕事 ”All Handmade”
マイスターの長年の経験と勘が輝きます。同じ物はふたつとない、歴史と伝統に培われた格調高い逸品。モーゼルは木型で大まかに成型し、荒削り・中削り・仕上げ削りと三段階に削り、布のバフを使って手で磨きます。この上にカット、エングレーヴィング、エッチングなどの加飾をします。成型から加飾までの工程は100%手造り、作品の一つ一つにマイスターの自己主張が出ます。それこそが145年以上変わらないモーゼルの主張なのです。■モーゼルクリスタルの特徴
光沢透明・屈折率大・硬い・耐薬品性高い。非常に硬く加工しにくいが、繊細な作品ができる。落ち着いた雰囲気が天然水晶に近い。■鉛クリスタルの特徴
光沢透明・屈折率大・柔らかい・耐薬品性が低い。加工しやすく、腐食技法が容易で、薬品によるポリッシュができる。■シャープで美しい断面を作る”ファセットカット”(平面カット)
モーゼルクリスタルの技法の一つに、ファセットカットと呼ばれる平面カットがあります。平面カットは素材の善し悪しやキズなどが目立ち、リスクの高い技法ですが、マイスターの長年の経験が生み出すモーゼルならではの最高の技術であり、モーゼルの特徴となっています。■世界に誇る”エングレーヴィング”(ガラス彫刻)
グラインダーに研磨剤をつけて、作品を押し当てるようにクリスタルの表面に、花などを装飾する技法「エングレーヴィング」。”ガラスに施される精巧な彫刻”を指すこの言葉は、「彫る」という意味と「心に刻み込む」という意味を併せ持ちます。中でもディープエングレーヴィングといって硬い素材を非常に深く彫る技法はモーゼルが世界に誇る伝統技術といえます。鉛クリスタルは、比較的短時間でエングレーヴィング出来るの対し、モーゼルクリスタルは非常に硬質の為、長時間かけ緻密にエングレーヴィングされます。
[出典]Moser glassworks – Luxury Bohemian Crystal Glass
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