有田焼 花かれん ラテ&スープカップ
日本を代表する陶磁器工芸品で、日本の陶磁器発祥の地と言われる、「有田焼」のカップです。
マグカップとボウルの役割を兼ね備えた、取っ手付きの大きめのカップ。
モダンな仕上がりですが、有田焼の特色と言える、上品でどこか和風な雰囲気の絵付けが特徴的です。
創業136年の、七代目の歴史ある有田焼、八右衛門窯にて製造。
柔らかいタッチで自然にあふれ、芙蓉の花をメインモティーフにした美しく可憐な絵柄。
有田焼としては珍しく貴重な技法を用いて仕上げられ、立体感を出したヨーロッパ調の絵柄。
水彩タッチを用いることで“にじみの美しさ”を最大限に表現。
流れるような構図も秀逸。
やさしげな色使いでありながらも、大胆な構図で描かれているので、“花の美しさ”が強く印象付けられた仕上がりになっています。
芙蓉の花の他には、コスモスもイメージしてデザインしています。
有田焼の伝統的なスタイルから脱却したモダンなテイストが印象的ですが、一方でとても有田焼らしい仕上がりとも言えます。
カフェラテなどをたっぷり飲みたい時は大きめのマグカップとして、また朝食、昼食、夕食でのスープ用のカップとして、毎日の食卓に幅広く活躍します。
日本磁器発祥の地、有田焼
有田焼とは、現在の有田町やその周辺で生産された磁器の総称で、江戸時代には、有田皿山で作られた製品が伊万里港から積み出されたために「伊万里焼」または「伊万里」と呼ばれました。豊臣秀吉が朝鮮へ出兵した文禄の役(1592)・慶長の役(1597)の後、朝鮮半島から多くの陶工達が渡来、彼らによって日本の各地で次々と開窯されました。
とくに有田では17世紀初頭に有田泉山で良質の磁器原料が発見され、日本で最初に磁器が焼かれたところです。
その後、寛永14年(1637)に鍋島藩が伊万里・有田地区の窯場の統合・整理を敢行し、現在に知られている有田皿山の体制を整えていったのです。
[出典]ジュピターショップチャンネル
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