九谷焼糠川孝之 4号香炉ホワイトローズ

by crafts_design · 公開済み 2016年1月23日 · 更新済み 2016年1月23日

日本の伝統的な陶磁器工芸品、「九谷焼」の独特なデザインの香炉です。
九谷焼の伝統工芸士、深彩窯（しんさいがま）の糠川孝之（はせがわたかゆき）による作品。
糠川孝之は、九谷焼の伝統と新しいスタイルを追求する若手の気鋭作家です。
1973年生まれ。

九谷焼伝統の吉田屋画風や、新しいスタイルの南国風の画風の九谷焼など、幅広い表現技術で制作を行う陶芸家。
色彩豊かで鮮やかな色調の作品が特徴。
この香炉作品で見られる、大胆でコントラスのあるステンドグラス風の作風も大きな特徴のひとつです。

色彩の持つ楽しさを追求し、九谷焼の表現の可能性を探求しています。
この香炉も、そう言った意味で、新しいスタイルの九谷焼を感じさせる斬新な作品となっています。

九谷焼の鮮やかさが強調されるよう色調を改良した「彩（いろどり）」、「伝統工芸×Hawaiian」をテーマとした「aloha」など、「楽しさ」を感じる作品を制作。
また、その鮮やかな色彩感覚で、ウルトラマンやバルタン星人等の遊び心満載の作品も手掛けています。
2012年に伝統工芸士に認定されています。
　

日本国内での「知名度」はもちろん、海外でも「ジャパンクタニ」と高い評価を受ける九谷焼。「赤、緑、黄、紫、紺青」の「５彩の色使い」で豪快かつ繊細に描かれる「色絵の表現力」は他に類がない、九谷焼「独特の魅力」です。
今も昔も、その「完成度の高さ」から、「大切な方への贈り物」や「特別な記念品」として、「個人の方から、企業の方」、さらに、「宮内庁御用達」の工芸品として大変重宝されています。
九谷焼は、敬老の日、金婚式、銀婚式の記念品・贈答品、父の日・母の日・誕生日プレゼントに、定年退職祝い、内祝い、還暦祝い、喜寿祝い、米寿祝い等の記念品として、人気の高い、陶磁器の名ブランド。

長い歴史を持つ九谷焼は、鮮やかな「九谷五彩」の中に、土に命を注ぎ上絵に心を込める職人のひたむきな情熱と豊かで細やかな感性が見事に調和して表現されており、日本を代表とする陶磁器として国内はもとより海外まで知られ、多くの人達に支持され親しまれております。