ボヘミアガラス カリガラス 花瓶 青
ボヘミアガラス カリガラス 花瓶 青 ( Bohemian Glass Potash Glass Vase Blue )
チェコを代表する有名なガラス工芸ブランド、「ボヘミアガラス」の美しい花瓶です。
カリガラスを用いて制作されています。
カリガラスとは、木の灰を原料に用いてボヘミアで17世紀後半に開発された、ガラスの一種。「カリクリスタルガラス」「カリ石灰ガラス」とも言います。
ボヘミアガラスにおいて、途中から主流素材となり、現在でもカリガラスが用いられています(なお、クリスタルガラスも用いられています)。
透明度が高く、硬く、彫刻を施すのに適しています。
美しい透き通った青色に、上品に花の彫刻が施され、また、エレガントな金彩により、作品の気品を押し上げています。
ヨーロッパ的な気品と美意識。
ボヘミアの森林に豊富に原生するブナの木を燃やし、その灰から取れる良質なカリ分を原料としたカリガラス。
彩色や金の加工技術に特徴があり、配色の多彩さと繊細な仕上がりが豪華さと気品を漂わせていいます。
ボヘミアのガラス工芸家たちが、ひとつひとつ丹精を込めて作り上げた逸品です。
高さ31cm
ボヘミアガラスは、東欧、チェコを代表するガラス工芸。
ボヘミアガラスの始まりは9世紀頃とも言われます。その伝統と格調高い美しさは、ガラスの持つ美しさをヨーロッパ的な解釈で芸術作品まで昇華させた、独自の美意識と伝統技・装飾美。ボヘミアガラスの神秘の輝きは、ただ人的に施されたきらびやかな装飾だけでなく、ガラスの特性、外観、光沢、カット、ガラスの表面の光の屈折、厚みの差による光学的効果などから生みだされています。
幾世紀にもわたって刻まれてきたボヘミアガラスの伝統芸術。この透明感ある輝きは、まさに「光」の芸術と言えるでしょう。「森の湖の国」で育った天然の素材と600年の伝統に磨かれた技は、時を越えて世界中の人々を魅了し続けています。ボヘミア独特の装飾に基づくデザインは、様々なガラス工芸の可能性を見出しました。チェコのガラス工芸家たちは、常に時代の感覚を取り入れ、しかも芸術の普遍性を見つめています。
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