ラリック テーブル カクチュス
ラリック テーブル カクチュス ( Lalique Cactus Table )
優美な曲線が魅力的なガラステーブル。
フランスのクリスタルガラス工芸ブランド「ラリック」の作品です。
ラリックは、曲線で構成され、柔らかで優しいガラスプロダクトを特徴としています。
「カクチュス」とはフランス語で「サボテン」のことを指します。
テーブルの脚部を、広がるサボテンの葉でデザインしています。
ラリックらしい、生物・植物的で有機的な曲線による美しさが魅力的です。繊細さと優美さに溢れています。
このテーブルは、1951年にルネ・ラリックの息子、マルク・ラリックが発表し、その後マルクの娘マリー=クロード・ラリックが1987年にコンソールへと展開しました。
そして2006年以降にラリックのクリエーションスタジオが、カラーバリエーションとデザインの幅を増やして、今日まで至っています。
たっぷりとしたクリスタルガラスの量感も魅力。
ラリックを代表するインテリア作品です。
ラリックは、花や樹木、昆虫、動物、そして神秘的な女性像などを題材した作品が多く、繊細で優美な美しさとヨーロッパの香り高い芸術性に溢れた工芸品。
創始者のルネ・ラリックは、「アール・ヌーヴォー」の宝飾デザイナーとして名声を得、その後ガラス工芸品の製作に転向し「アール・デコ」のガラス工芸作家として成功を収めました。
1860年にフランス・シャンパーニュ地方に生まれたルネ・ラリックは、1900年に開かれたパリ万国博覧会で「アール・ヌーヴォー」の宝飾デザイナーとして名声を得、その後ガラス工芸品の製作に転向し「アール・デコ」のガラス工芸作家として成功を収めました。その作品は今日、フランスの文化遺産に数えられ、パリ・オルセー美術館、ニューヨーク・メトロポリタン美術館など世界中のミュージアムに所蔵されています。
その特徴は、花や樹木、昆虫、動物、そして神秘的な女性像などを題材としてフロステッドといわれる艶消し技法を使ったレリーフによる装飾表現です。フロステッド加工、あるいはフランス語でサティナージュと呼ばれるラリックの伝統的な艶消しのテクニックにより、光は単純に透過することなくクリスタルの内部にこもってから柔らかに反射されるため、レリーフにニュアンスあふれる陰影が生まれます。深い白色のトーンから透明に近い仕上げまで、多彩なフロステッド加工においてラリックの工房は世界最高の技術を誇ります。
[出典]LALIQUE
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