マイセン カップ&ソーサー 柿右衛門 岩と花鳥紋 フルコバルト 四葉

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マイセン カップ&ソーサー 柿右衛門 岩と花鳥紋 フルコバルト 四葉 ( Meissen Cup & Saucer Kakiemon Rock and Fower Bird Crest )
( Meissen Cup & Saucer Kakiemon Rock and Fower Bird Crest )

東洋への憧憬に溢れたレアアイテムです。
世界を代表するドイツの名陶、「マイセン」による、日本の有田焼の様式、柿右衛門様式を取り入れた作品。希少品です。
マイセン磁器創成期から存在する”ジャポニズム” シノワズリの最高位に位置する作品。

日本で最初に誕生した磁器と言われる、「有田焼」。
江戸時代、17世紀に入ると、有田で生産された焼物はオランダ東インド会社によって伊万里港からヨーロッパへと輸出されました。“Imari”という名で王侯貴族たちを魅了しました。やがて憧れの対象となり、西洋の磁器文化に大きな影響を与えます。いわゆる古伊万里焼と呼ばれるものです。

特に、古伊万里にとって重要なパトロンだったのがドイツの貴族たち。
ドイツのザクセン選帝侯アウグスト2世が、何とかして伊万里に近い焼き物を作らせようと、錬金術師ベドガーに白磁器を作ることを命じました。
こうして生まれたのが、ドイツの名陶「マイセン」です。特に柿右衛門様式の磁器は当時のマイセンにとって手本となりました。

「岩と花鳥紋」はマイセン柿右衛門の中でも最古の絵付けに属し、あまりにも複雑な絵付けや全面フルコバルトなど制作には途方もない歳月と極度の技術を要したため、当時その大半が王侯貴族への献上品として極僅かに制作されたのみの希少品です。
 

1709年、ヨーロッパで初めて白磁の製造に成功したのがマイセン窯。それまで磁器は有田の古伊万里を始め、東洋から輸入されたものばかりで、王侯貴族のみが手にできる大変な貴重品でした。
当時のザクセン(今のドイツ)侯であったアウグストの命令により9年の歳月をかけて研究された結果、白い磁器が誕生。以来マイセンはヨーロッパ最古の窯として、世界的な名声を得ています。
贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つです。
「青い双剣」と呼ばれるこの剣のマークは、その秘法が外にもれないようにするという意味があるとも言われます。
なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化しています。
今でも絵付けは誇り高き職人たちによってすべて手描きで行われており、その伝統に培われた美しさは広く人々の憧れとなっています。

マイセン カップ&ソーサー 柿右衛門 岩と花鳥紋 フルコバルト 四葉 ( Meissen Cup & Saucer Kakiemon Rock and Fower Bird Crest )

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[出典・購入]Amazon.co.jp


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