バカラ 花瓶ホルダー メモワール・ド・バカラ 象
( Baccarat Mémoire Elephant Vase Holder )
美しいミッドナイトブルーと金彩。
オリエンタリズムの象徴です。
フランスの世界的に有名な、クリスタルガラスのラグジュアリーブランド、「バカラ」の記念碑的な限定生産の作品。
限定49ピースの生産です。
「象」はバカラの作品の中では重要な意味を持ちます。
バカラは19世紀後半より象をモチーフとした彫刻作品をいくつも制作してきました。
それらの記念碑的な作品は、当時ナポレオンがパリのバスティーユ広場に建設を予定していた象の噴水から着想されました。
その噴水は、高さ14メートルで、建設そのものは実現しなかったものの、木と石膏製の実物大模型は1847年までその地に置かれていました。
またオリエンタリズム(東洋趣味)の流行の中で、象は当時非常に人気のあるモチーフでした。バカラの歴史を代表する逸品「象のリキュールセット」は1878年のパリ万国博覧会のために制作され、バカラをグランプリへと導きました。
今回の作品は、それらの歴史的な作品の数々をふまえバカラが近年開発したミッドナイトカラーのクリスタルを用いて作られています。
象の彫刻部分は高度な職人技術によって成形されています。非常に複雑な造形のためひとつの型でいくつもの作品を成形することができない貴重な芸術品です。
ロストワックスと呼ばれる製法でひとつひとつに対し個別の型が作られ成形、徐冷後にその型は割って外されます。 台座部分はイタリア産の大理石を使用。インドのマハラジャを思わせる豪華な装飾をかたどったブロンズの装飾は、リヨンにあるフランスでは残り少ない工房でひとつひとつ精巧に鋳造されます。 象の背に乗せられたベース部分は、ミッドナイトカラーとクリアの被せクリスタルで作られ、その表面にはバカラのアーカイブに保存されている図面から選ばれたアジア風の山や滝などのモチーフがサンドブラスト、エングレイヴィング、金彩で描かれています。
バカラの歴史や高度な職人技術が集約された、希少性の高い、芸術性の高い、逸品です。
クリスタルと言えばバカラを思い出すほど、世界的に有名なフランスのクリスタルメーカー。
1764年の創設以来、最高のクオリティを誇る制作技術を源泉に、バカラはその影響を世界中に拡大し続けてきました。
クリスタルの魔法にインスピレーションを受けた偉大な芸術家たちの作品は、バカラのアール・ド・ヴィーヴル(生活芸術)のコレクションに結実しています。バカラは、このようにしてフランスの伝統的な生活様式を世界的なものにしてきたのです。
フィリップ・スタルクが思い描いたように、このブランドの本拠であるパリのバカラメゾンは、最も美しいクリエイションが集まる場所として、その最上の美を体現しています。
[出典]Baccarat – 日本公式サイト
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