有田焼 林九郎窯 絢爛 古伊万里風 瓢型徳利 金刷毛丸紋

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有田焼 林九郎窯 絢爛 古伊万里風 瓢型徳利 金刷毛丸紋

落ち着いた染付に、金彩の帯が印象的で斬新です。
日本をの代表的な陶磁器工芸品「有田焼」を代表する窯元、「林九郎窯」の徳利です。
林九郎窯は、江戸時代に西洋の貴族たちを中心に魅了した古伊万里焼の伝統デザインを現代に引き継ぐ作品作りをしています。

落ち着いたコバルトブルーが美しく生活に馴染む、伝統的な染付丸紋。そこに、金刷毛による金彩が施されています。
古伊万里の持つ、豪華で華やかな特徴を、シックで上品に品よく表現しています。
上級な気品とエレガンス。そして華やかさ。食卓や酒席を華やかに彩ります。
お酒好きのお客様のおもてなしにも最適です。
和洋折衷でモダンな印象も持ちます。

有田焼、ひいては陶磁器を代表する技法、染付は、釉薬を施す前の素焼生地にコバルトを原料に使った絵の具で絵付けをし、釉薬を掛け、本窯と呼ばれる1300〜1400度ほどで焼成させる技法。
白地に美しい藍色の色絵が印象的で、和食器の定番と言うイメージがあります。

林九郎窯は、日本で最初に誕生した磁器と言われる有田焼の窯元。
古伊万里の伝統デザインを現代に引き継いでいます。
400年の伝統がある有田焼の産地で、昭和43年に産声をあげました。
飽きがこない深い味わいの“染付”、絢爛豪華な“古伊万里様式”、染付と赤絵の絶妙なバランスの“染錦”などを林九郎ならではの感性で作り続けています。
古伊万里の特徴的な技巧のひとつである、染付に赤や緑、金彩などの上絵を付けた「染錦」。鮮やかな色絵に金彩を加えた金襴手(きんらんで)様式を現代の解釈で再現しています。

日本磁器発祥の地、有田焼
有田焼とは、現在の有田町やその周辺で生産された磁器の総称で、江戸時代には、有田皿山で作られた製品が伊万里港から積み出されたために「伊万里焼」または「伊万里」と呼ばれました。
豊臣秀吉が朝鮮へ出兵した文禄の役(1592)・慶長の役(1597)の後、朝鮮半島から多くの陶工達が渡来、彼らによって日本の各地で次々と開窯されました。
とくに有田では17世紀初頭に有田泉山で良質の磁器原料が発見され、日本で最初に磁器が焼かれたところです。
その後、寛永14年(1637)に鍋島藩が伊万里・有田地区の窯場の統合・整理を敢行し、現在に知られている有田皿山の体制を整えていったのです。

有田焼は、白磁の素地と、情感漂う染付や美しい色絵といった多彩な絵付けが特徴。
江戸時代、17世紀に入ると、有田で生産された焼物はオランダ東インド会社によって伊万里港からヨーロッパへと輸出されました。“Imari”という名で王侯貴族たちを魅了した有田焼は、やがて憧れの対象となり、西洋の磁器文化に大きな影響を与えます。
当時の文様は古伊万里様式と呼ばれ、今なお世界中の愛好家から高く支持されています。その美しい姿は国内外で今も絶賛されています。

有田焼 林九郎窯 絢爛 古伊万里風 瓢型徳利 金刷毛丸紋

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