江戸切子 × スチームクリーム
伝統の文様とアルミ缶のコラボレーション。
全身用保湿クリーム「スチームクリーム」から、10周年記念としてリリースされる、日本を代表する伝統ガラス工芸「江戸切子」とのコラボレーションプロダクトです。
江戸切子のデザインを手掛けたのは、1946年創業の江戸切子のトップブランド・江戸切子の店「華硝」です。
スチームクリームはブランド誕生10周年を迎え、化粧品パッケージという枠を超え、デザインにおけるアートの可能性をさらに追及し、新旧、洋の東西を問わず、さまざまなアーティストや企業とのコラボレーション企画・製品開発を展開しています。
この江戸切子とのコラボレーションはその第4弾。
「江戸切子」の魅力を新しいスタイルで提案し続ける江戸切子の店「華硝」と手を組みました。職人が磨き上げた繊細なガラス細工を缶いっぱいにデザインしています。
江戸切子の伝統の文様をもとに3種類のデザインが用意されています。
「HANA ZAKARI ~華盛~」「TAMA ICHIMATSU ~玉市松~」「ITOKIKU TSUNAGI ~糸菊つなぎ~」の3つです。
数々の伝統工芸品の中から、「華硝」の職人が創り出した美しい輝きを放つ江戸切子を「新しいスタイル=スチームクリームのデザイン」としてアルミ缶に再現しています。
グラスに残る最後の一滴を飲みほし口元から離した際に目に映る、藍色と光のコントラストが創り出した「瞳の中の小さな世界」をイメージしています。「温故知新」の想いを込めたデザインパッケージで、国内で最高級のカットが施されたガラス細工の魅力が溢れます。
江戸切子について
1834年(天保5年)、江戸大伝馬町のびいどろ屋(硝子屋)加賀屋久兵衛が、金剛砂を用いて、硝子の表面に彫刻を施した器を製作したのが始まり、と言われております。
江戸切子は、江戸期の優れたガラス工芸品として、我が国に現存する、江戸時代の伝統工芸品の貴重な制作技法です。誕生から150年余り、その美しさは 多くの人を魅了し、その心を捉えてきました。
江戸切子はもともと、透明なソーダガラス(透きガラス)に、切子細工を施し、手摺りと磨きで仕上げていく硝子細工でした。明治期以降は、薩摩切子の消滅もあって江戸においても色被せ(いろきせ)の技法・素材も用いられるようになるが、色ガラスの層は薄く鮮やかなのが特徴です。
加工法も従来の文様を受け継ぎながら、手摺りからホイールを用いたものに移行していきました。現在では、当初からの素材であるクリスタルガラス等の透明なガラス(透きガラス)よりも、色被せガラスを素材に用いたものが切子らしいイメージとして捉えられ、多く生産されています。
匠の技が冴える 手作りの逸品
江戸切子の色合い、カット(彫刻)の美しさは、いつの時代も、多くの人を魅了し、その心を捉え続けてきました。
江戸末期に黒船で渡来したペリー提督が、その美しさに感嘆した、と言うエピソードもあります。ガラス工芸品「江戸切子」は、使って楽しむも良し、贈り物として喜ばれるのも良し、お薦めの逸品。
江戸伝来の技術を継承し、熟達した切子工芸士が様々な伝統文様を基本に、工房独自のデザインにより、見る度に嬉しくなり、使う度に豊かになるような、手作りならではの逸品です。匠の手作りによる卓越したカット彫刻の技。
[出典]SC.Cosmetics株式会社
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