ボヘミアガラス ラスカ ビアマグ ロザリン
ヨーロッパの良心。
優美で気品に溢れた繊細なデザインです。
優しい空気に包まれています。
チェコを代表する世界的に有名なガラス工芸品、「ボヘミアガラス」のビアマグ。
淡く美しくチェリー色に着色された取手がエレガントさをアピールしてます。
本作は、ボヘミアガラスメーカー「ラスカ ( LASKA )」による作品です。
ラスカは、ネオ・ボヘミアを標榜しているメーカー。現代まで脈々と受け継がれているヨーロッパの美意識と表現技術で創られる「21世紀のボヘミアガラス」です。
美しく繊細にカッティングされた植物のレース模様が印象的です。
優しさと上品さに溢れています。手作り感も強く感じられ、職人達の作品に対する思い入れを感じます。そしてほのかに着色されたチェリーの色被せが巧みなアクセントを生み出しています。謙虚に控えめにヨーロッパの美意識が佇みます。
ボヘミアガラス
ボヘミアガラスは、東欧、チェコを代表するガラス工芸。
ボヘミアガラスの始まりは9世紀頃とも言われます。その伝統と格調高い美しさは、ガラスの持つ美しさをヨーロッパ的な解釈で芸術作品まで昇華させた、独自の美意識と伝統技・装飾美。ボヘミアガラスの神秘の輝きは、ただ人的に施されたきらびやかな装飾だけでなく、ガラスの特性、外観、光沢、カット、ガラスの表面の光の屈折、厚みの差による光学的効果などから生みだされています。
幾世紀にもわたって刻まれてきたボヘミアガラスの伝統芸術。この透明感ある輝きは、まさに「光」の芸術と言えるでしょう。「森の湖の国」で育った天然の素材と600年の伝統に磨かれた技は、時を越えて世界中の人々を魅了し続けています。ボヘミア独特の装飾に基づくデザインは、様々なガラス工芸の可能性を見出しました。チェコのガラス工芸家たちは、常に時代の感覚を取り入れ、しかも芸術の普遍性を見つめています。
ラスカ
愛、LOVE、チェコ語でLASKA(ラスカ)。「遠い過去と近い過去」。ボヘミアガラスがたどった2つの時代から、LASKAは、インスピレーションを授かりました。遠い過去とは、ロマネスクからゴシック、そしてバロックに至る中世の貴族文化。近い過去とはアールヌーボーを経て、アールデコを創造した近世ブルジョアジー文化。それぞれの時代に、最高のクリエーションをもたらした職人の技、チェコの人々によって、現代まで脈々と受け継がれている美への追求心とそれを支える技術。その全てを駆使して創られる「21世紀のボヘミアガラス」それがLASKAです。
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