京焼・清水焼 陶あん窯 ぐい呑 花結晶 白地青
透き通るような美しさ。儚さと温かさが同居するような美しい色彩美です。
雪の花を思わせる結晶が散りばめられた銀世界。
京都の陶磁器伝統工芸、「京焼・清水焼」の幻想的なぐい呑です。
このぐい呑は、「京焼・清水焼」を代表する、「陶あん窯」の作品。
陶あん窯の作品を特徴づけているのは、その華麗な色釉。これは、独自で研究開発された新しい釉薬によるもので、他が追随できない優れた技術です。
また、その草花を中心とした絵柄は、確固たるデッサンカに裏打ちされ、豊かな表現力をもって見る者の心を打ちます。
近年は市場のニーズを適確にとらえた、インテリア装飾品なども手掛けており多<の賞賛を得ています。
結晶釉は、釉薬の中に含まれる成分が冷却時に華のような文様を作りだします。結晶には二つとして同じパターンはなく、一期一会の偶然が生み出すアート。
透明感のある幻想的な彩りです。花を散りばめたような文様は、華やかに食卓や酒席を彩ります。
京都は千年にわたる都の歴史の中で、独特の雅な文化風土を形作ってきました。
その中で、はぐくまれた京焼・清水焼は、華麗で繊細、そして洗練をきわめた日本の代表的な伝統工芸の逸品です。仁清・乾山をはじめ先人たちが築いてきた、伝統のこころをまもりながら、現在の時代感覚に、熟練の技を注ぎこんだ作品を創りだしています。
京焼の伝統を受け継ぎ、今も京都やその周辺地域で様々な種類の焼物を、手造り・手描きによって作られています。
京焼とは京都の焼物の総称。
かつては三方を山で囲まれた京都盆地内に茶器や割烹食器などを作る様々な窯場があり清水焼も京焼の中の一つでした。
清水寺の麓でつくられていた清水焼が今なお盛んに生産されており京焼・清水焼と並び称されるようになりました。現在では東山一帯、山科、宇治などで生産されているものも京焼・清水焼と呼ばれています。
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