マイセン コーヒーデジュネセット「音楽」
( MEISSEN® Coffee déjeuner with “Music” )
溜息が出る程のクオリティ
ドイツの名陶であり、世界三大陶磁器の一つと評される陶磁器の名ブランド、「マイセン」の世界限定コレクションの作品。
2018年のコレクションです。
マイセンの熟練マイスターが心血注ぎ込んだ技術と品質。最高級のエレガンスに溢れています。
このセットで特徴づけている、帝政様式を思わせるデザインは、19世紀のマイセン・アーティスト、エルンスト・オーガスト・ロートリッツ ( Ernst August Leuteritz1818-1893 ) により作り出されたもの。
そのデザイン・モチーフを踏まえ、現代のマイセン・アーティンストのリディヤ・シュレンク ( Lidija Schrenk ) は、古代ギリシャの古典音楽と女性アーティストの表装にインスパイアされた装飾のスキームを試行錯誤しながら作り上げました。
もともとは金属を装飾する手段であるリモージュエナメルとして知られている珍しい技術を採用。これにより、魅力的な半透明の繊細さを実現しています。
美しい透き通るような白磁の層に、焼成を経て、ロイヤルブルーの深い美しい色を最高級の刷毛で塗布しています。
異なる透明度の表現を層の厚さを変化させることにより実現し、青色の色絵に対して深みと立体感のある感覚をもたらしています。光に満たされた深みのある色絵を実現させています。
フルート、ハープ、リュート、タンバリン、カスタネットなど、さまざまな楽器を演奏する女性を舞台にするためにロイヤルブルーの背景を用いて表現しています。
白磁とロイヤルブルー、そして程良く・心地よくあしらわれている金彩。この組合せが最高級の気品と優雅さを生み出しています。
重さは4.2kg。世界で15点のみの限定生産です。
1709年、ヨーロッパで初めて白磁の製造に成功したのがマイセン窯。それまで磁器は有田の古伊万里を始め、東洋から輸入されたものばかりで、王侯貴族のみが手にできる大変な貴重品でした。
当時のザクセン(今のドイツ)侯であったアウグストの命令により9年の歳月をかけて研究された結果、白い磁器が誕生。以来マイセンはヨーロッパ最古の窯として、世界的な名声を得ています。
贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つです。
「青い双剣」と呼ばれるこの剣のマークは、その秘法が外にもれないようにするという意味があるとも言われます。
なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化しています。
今でも絵付けは誇り高き職人たちによってすべて手描きで行われており、その伝統に培われた美しさは広く人々の憧れとなっています。
[出典]MEISSEN
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