ラリック 香水瓶 エンボル 2011 限定版
( Lalique Perfume De Lalique Limited Edition 2011 Envol )
女性的な気品と優美さに溢れています。
フランスのクリスタルガラス工芸ブランド「ラリック」によるリミテッド・エディションの香水瓶。
「ラリック」は女性的で柔らかく優しく上品なデザインが特徴。
本作品も優美で柔らかなフェミニンな魅力に溢れています。
ラリックは、1994年から、ルネ・ラリックの独創的な創造性を引き継ぐ“芸術的な香水”をテーマに、毎年1種類、クリスタルボトルに入った数量限定香水を発売しており、美術コレクターから高い人気を集めています。
今回の作品はその2011年版。
エンボル ( ENVOL ) と銘打たれています。フランス語で「飛翔」を意味する言葉。
淡い琥珀色の球体の上に美しく彩られた艶のある鮮やかな赤色の造形。
このデザインは、群がり飛翔をする蝶たちの姿をモチーフにしています。
ラリック創成期のアール・ヌーヴォー時代から、ラリック作品の重要なモチーフであり続けた蝶の姿を美しく優しくエレガントに表現しています。
すべてが熟練した職人による緻密な手作業から生み出されています。
洗練された花の香りに魅了されたかのように、香水ラリック・デ・ラリクの蜜に浮かぶ蝶々たち。
ボトルに詰められた「ラリック・ドゥ・ラリック ( Lalique De Lalique ) 」は、1992年に創作されたフローラルとムスクが混じり合う芳醇な香り。
トップノートは華やかなトーンで始まります。
爽やかなブルガリアンローズ、官能的なジャスミン、スパイシーなニオイアラセイトウ(アブラナ科の黄色い花)、気品を漂わせるアイリスの蕾が、香りのこだまとして響き渡ります。
続いてミドルノートでは、カシスの葉のソフトでフルーティーな香りが、ワイルドブラックベリーのかぐわしい香りを伴いながら現れます。
ラストノートでは、官能的なウッド調のベースノートが香ります。
インドのマイソール産サンダルウッド(白檀)のデリケートで柔らかな香り、心地良いブルボンバニラ、ホワイトムスク、アンバーが忘れがたい余韻をもたらします。
名香「ラリック・ドゥ・ラリック」の甘美な香りに誘われたトンボは、クリスタルの水辺にそっと舞い降り、華奢な羽を休めます。
ラリックは、花や樹木、昆虫、動物、そして神秘的な女性像などを題材した作品が多く、繊細で優美な美しさとヨーロッパの香り高い芸術性に溢れた工芸品。
創始者のルネ・ラリックは、「アール・ヌーヴォー」の宝飾デザイナーとして名声を得、その後ガラス工芸品の製作に転向し「アール・デコ」のガラス工芸作家として成功を収めました。1860年にフランス・シャンパーニュ地方に生まれたルネ・ラリックは、1900年に開かれたパリ万国博覧会で「アール・ヌーヴォー」の宝飾デザイナーとして名声を得、その後ガラス工芸品の製作に転向し「アール・デコ」のガラス工芸作家として成功を収めました。その作品は今日、フランスの文化遺産に数えられ、パリ・オルセー美術館、ニューヨーク・メトロポリタン美術館など世界中のミュージアムに所蔵されています。
その特徴は、花や樹木、昆虫、動物、そして神秘的な女性像などを題材としてフロステッドといわれる艶消し技法を使ったレリーフによる装飾表現です。フロステッド加工、あるいはフランス語でサティナージュと呼ばれるラリックの伝統的な艶消しのテクニックにより、光は単純に透過することなくクリスタルの内部にこもってから柔らかに反射されるため、レリーフにニュアンスあふれる陰影が生まれます。深い白色のトーンから透明に近い仕上げまで、多彩なフロステッド加工においてラリックの工房は世界最高の技術を誇ります。
[出典]LALIQUE
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