バング&オルフセン スピーカー 「Beosound Edge」
( Bang & Olufsen Speaker Beosound Edge )
ザ・ミニマルです。
近未来的な円形で極めてシンプルなデザインのスピーカー。
デンマークの高級オーディオブランドであるバング&オルフセン ( B&O, Bang & Olufsen ) の家庭用デザインオーディオの新製品「Beosound Edge」。
直径約50cmの筐体に、10インチのウーファーが1基、両面に4インチのミッドレンジスピーカーが2基、そして3/4インチのトゥイーター2基が搭載されています。
B&Oは、最高の音を実現するために、「Active Bass Port」と呼ぶ新しい音響技術を開発。
1台に密閉型と開放型の構造を融合しています。小音量で聴くときはポート部が閉じており、正確な音を再生します。音量を上げるとポート部が開いて、より強力な低域を再生可能としています。
このミニマルなデザインは、ロンドンを拠点とするプロダクトデザイナー、マイケル・アナスタシアデス によるもの。シンプルでクラフト感がありながら、感性に働きかけるエレガントなデザインが特徴で、FLOSやハーマンミラーの製品をデザインしたことで知られます。その作品がニューヨーク近代美術館(MoMA)に展示されている人物。
「Beosound Edge」は、そのシンプルなデザインのおかげで、そのまま床に置くだけでなく、ブラケットを用いて壁掛けにもできます。
人がスピーカーに近づけば近接センサーで検知され、上部のアルミニウムのタッチコントロールパネルが点灯し操作できます。しかも本体をゆっくりと少し転がせば音量が柔らかく緩やかに変化し、強く動かせば急激に変わりり、そこから手を離すと、Edgeはゆっくり転がって元の位置に戻ります。床置き時は、本体を転がすことで音量の増減が可能です。
スピーカーユニットが両面にあるので、音の指向性をコントロールが可能。B&Oのアプリからの操作により、室内いっぱいに音を満たすだけでなく、部屋の一部では音を積極的に楽しんだり、または聞き流したりもできます。
一般的なネットワーク機能が備わっており、「AirPlay 2」や「Chromecast2」、そしてBluetooth接続に対応。
デザイナーのアナスタシアデスは、次のように語っています。
「このスピーカーはオブジェとして極めて超現実的な存在です。
視覚的に非常に複雑なプロダクトを見ると、最初は強いインパクトを感じるでしょう。しかし、目新しさが消え去ったあとには何も残りません。視覚的にシンプルな製品は、最初の印象は薄いかもしれません。しかし2度目に見たときには気になる存在へと変わり、3度目にはさらに興味を引かれるようになるでしょう。」
シンプルでミニマルなデザインの理由がここにあります。人と生活に寄り添うプロダクト。
[出典]WIRED.jp
[B&O購入]Amazon.co.jp