マイセン金彩小花パープルゴールドコーヒーカップ＆ソーサー

by crafts_design · 公開済み 2019年6月9日 · 更新済み 2019年6月9日

( Meissen Gold Flower Cup And Saucer )

陶磁器の至宝、「マイセン」のコーヒーカップ＆ソーサーです。
気品と品格に溢れた、高級感で覆われた貴重な品です。優雅なひとときを演出します。
可憐で繊細な小花が散りばめられた白磁の色絵に、豪華で気品ある金彩が惜しみなく施されています。
そしてそれに組み合わされた赤紫が更にエレガントさと荘厳さを与えています。

「マイセン」は、世界三大陶磁器の一つと評される、ドイツの陶磁器の名ブランド。
この金彩小花は、マイセンの中でも最高級のシリーズに位置付けられます。
カップに６つに分けられた小窓のような装飾に、可憐な小花が描かれています。

華やかにあしらわれている豪華な金彩は、グランツゴールド（光沢金）と言われ、窯を開けた時点で既に光沢のある金になっているマイセン屈指の秘蔵絵具が使用されています。
熟練した職人によるハンドメイドで制作されています。造型や金の塗り、絵付け等、極度の技量を要する作品で技術的・芸術的価値の高い品です。

商品の裏面には一つ一つ双剣が描かれ、商品は全てがハンドペイント。
双剣ロゴは贋作防止のためのトレードマークとして1723年から用いられ、もっとも古くからある歴史の歩みを感じさせます。
このシリーズは、色違いもあり、コレクションアイテムとしても楽しめる作品です。
　

1709年、ヨーロッパで初めて白磁の製造に成功したのがマイセン窯。それまで磁器は有田の古伊万里を始め、東洋から輸入されたものばかりで、王侯貴族のみが手にできる大変な貴重品でした。
当時のザクセン（今のドイツ）侯であったアウグストの命令により9年の歳月をかけて研究された結果、白い磁器が誕生。以来マイセンはヨーロッパ最古の窯として、世界的な名声を得ています。
贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つです。
「青い双剣」と呼ばれるこの剣のマークは、その秘法が外にもれないようにするという意味があるとも言われます。
なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化しています。
今でも絵付けは誇り高き職人たちによってすべて手描きで行われており、その伝統に培われた美しさは広く人々の憧れとなっています。