ノリタケ 柴田是真画 プレートセット
和洋折衷。
和の繊細と洋のエレガンスが見事に融合しています。
日本を代表する洋食器の名ブランド、「ノリタケ」の、プレートセットです。
限定コレクションの柴田是真画をモチーフにした作品です。
東京芸術大学美術館所蔵の、明治宮殿千種の間と呼ばれた広間の格天井を彩った綴織の約一メートル四方の迫力ある下絵を元に、細部にわたり描き上げた秀逸な作品。
柴田是真(しばたぜしん、1807-1891)は、江戸時代末から明治中期にかけて活動した漆工家、絵師・日本画家。
江戸で蒔絵師の元に入門し、円山四条派の絵画を学び、蒔絵師としても絵師としても高い評価を得、維新後は明治政府にも重用されました。
日本の漆工分野において、近世から近代への橋渡しの役割を果たした工人です。海外でも評価の高い作家。
東京藝術大学美術館の監修の元、明治宮殿の綴織の下絵をモチーフにしています。明治宮殿は、明治二年(1869)より皇居として用いられた旧江戸城西の丸御殿が明治六年(1873)五月五日に焼失したのを受けて、その再建のために明治二十一年(1888)竣工し、昭和二十年(1945)五月に戦火によって焼失するまで皇居として用いられた建築の呼称。西の丸・山里地域に建てられ、現在の皇居における宮殿が明治宮殿の跡地に位置します。
このプレートセットは春夏秋冬をモチーフにした4枚のセット。
春は「桜花」、夏は「早百合・鹿子百合・姫百合」、秋は「桔梗」、冬は「水仙」が描かれています。ボーンチャイナによる美しい白磁に、繊細で丁寧な美しい色絵が映えます。気品に溢れた優美な品です。
美しく精緻な磁器を日本でつくりたい-創業者の熱い思いのもとに、1904年ノリタケは誕生しました。日本初のディナーセットを完成させたのは、大正3年(1914)のこと。
その後、米国へ輸出された日本製の洋食器は大変な売れ行きで、やがて「ノリタケチャイナ」の愛称で慕われ世界中に知られるブランドへと成長していきました。ノリタケの食器とインテリアはカップ&ソーサー等の食器の他にも幅広いラインアップがあり、日本の生活様式を考えて世に送り出す食器やオールドノリタケを復刻した商品はまさに芸術品です。
[出典]ノリタケ食器オフィシャルサイト
[ノリタケ購入]Amazon.co.jp