大倉陶園 コーヒーカップ&ソーサー 「瑠璃金彩蔦模様」
シックで落ち着きのある中に、金彩の輝きがとてもエレガントです。
日本の高級洋磁器メーカー、「大倉陶園 (おおくらとうえん)」による、コーヒーカップ&ソーサー。
コバルトブルーと白磁、そして金彩のコンビネーションは、「気品」の代名詞のような組み合わせ。絶妙な配色で豊かな気品を演出しています。
この作品は、1932年に製作されたデミタス碗皿のデザインを復刻したもの。復刻コレクション第2弾と名付けられたシリーズのもので、2019年に迎える大倉陶園創業100周年を記念し、時代ごとの優れたデザインを復刻したシリーズです。
1919年~1928年頃の創業期、1928年~1945年頃の発展期、1945年~現在までの3つのグループで構成した、デザインの歴史を感じるコレクション。裏印には「100th Anniversary」の文字が印字された特別仕様となっています。
第2弾となるシリーズは、1927年~1945年頃の発展期に製作された「オールド大倉」からユニークで美しいデザインをセレクトし、復刻しています。この頃大倉陶園は毎回のように万国博覧会に出品し、国内外で声価を高めていきました。岡染付け、瑠璃釉、青磁釉、エンボスなどの加飾技法が加わるとともに、特別注文品が増加し、多彩な製品を世に送り出しています。
白地と瑠璃の美しいコントラスト、その境界に漂うグラデーションに金彩を絡ませた微細で美しいデザイン。
蔦は生命力を強く紅葉も美しいことから、多くの人に愛される縁起の良いモチーフです。
大倉陶園は、日本を代表する洋風磁器ブランド、ノリタケグループ傘下の陶磁器メーカーです。世界的に評価が高いのは、その品質の高い仕事と美しい作品作り。1919(大正8)年、「良きが上にも良きものを」という大倉孫兵衛、和親父子のもとに創業された、上質の原料を用い、品質の高い磁器を作り続けています。
大倉陶園の製品は、「セーブルのブルー、オークラのホワイト」という言葉で賞賛されており、白磁の白さ、磁器質の硬さ、肌のなめらかさといった素材の良さを表しています。
さらに美術工芸品のように伝統技法を施した製品は、皇室御用達を賜り、また迎賓館へ納入されるなどまさに「日本における最高の洋食器」と高い評価を得ています。
大倉陶園独自の技法である『岡染め』『エンボス』『漆蒔き』などの技法は、他には見られない品格のある個性を醸し出しています。株式会社大倉陶園 (おおくらとうえん、OKURA CHINA、INC.)は「良きが上にも良きものを」という大倉孫兵衛・和親父子の理念のもと1919年東京市蒲田区(現・大田区)に創業しました。
親会社のノリタケカンパニーリミテドなどと共に世界最大のセラミックス企業グループである「森村グループ」の一員でもあります。(他TOTO、日本ガイシ、日本特殊陶業など)
日本で従来からあった伝統的な呉須の染付や、ヨーロッパから取り入れた各種技法を用いて、日常品というよりはむしろ鑑賞価値の高い高級磁器を製造することを得意としています。
[出典]大倉陶園公式オンラインショップ
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