ボナルド アラン・ジル ビッグテーブル
( Bonald Alain Gilles Big Table )
足回りの個性。
シンプルで落ち着いた形状に、4本の脚が交差をしており、ユニークなフォルムを形成しています。
交差している脚のそれぞれのカラーが違い、個性を主張しています。
イタリアの家具ブランド、ボナルド(Bonald)のテーブルプロダクト。デザインはベルギーのデザイナー、アラン・ジル(Alain Gilles)が手掛けています。
非常にポップで、かつ強烈な個性を発揮しており、また見る角度によってその表情を変えるという艶かしい作品。
世界からも高く評価され、シカゴアテナイオン博物館のグッド・デザイン賞を受賞しています。また、国際舞台でボナルドの象徴的なデザインとして認められています。
大きくて機能的なテーブルであり、スチール、木、ガラスなどの伝統的な素材で作られていますが、非常に独創的なデザインが特徴で、見る角度によって製品の見方が変わります。
脚はレーザーカットされた鋼板で、それぞれが異なる色合いとニュアンスを強調するようにサイズが異なっています。
ビッグテーブルは、白い脚、マルチカラー(コーラルレッド、オレンジ、グリーン、ライラック)の4つのカラーバージョンで利用できます。
まるで歩いているかのようなその脚は、鋼板をレーザーカットしてつくられています。4本とも異なる形状をしており、見る角度によって様々に変化する景色にはたくさんの発見があります。すべての脚の幅も異なるため、それぞれがつくり出すシルエットもまたおもしろく、木製の天板と金属製の脚、2つの素材を組み合わせることで生まれる魅力も味わい深いプロダクト。
アラン・ジル(Alain Gilles)
アラン・ジルは、1970年にベルギーのブリュッセルで生まれ。政治学とマーケティングマネジメントを学んだ後に5年間ほど国際金融の舞台に立っていました。
しかし、何か違うと感じていたジルは自分の人生を見つめなおし、妻の精神的な支えもあってフランスで工業デザインの勉強をすることに。そこでジルは、自身の夢を追求しプロダクトデザイン、家具デザイン、アートディレクションや空間演出といった領域で彼のもつ独特の感性を活かした独自のアプローチを開発するために2007年に自身のスタジオをオープンしました。
それ以来、彼は国際的なブランドとのコラボレーションを開始し、Galerie Gosserez Paris、マグニチュード、O’Sun、La Chance、Evolution、Buzzispace、Casamania(カーザマニア)、Bonaldo(ボナルド)といった世界を代表するようなマニュファクチュアのデザインを手がけています。アラン・ジルのデザインした作品は国際的なデザイン賞を多数受賞しています。ベルギーのHenry Van De Velde Label(アンリ·ヴァン·デ·ヴェルデラベ)や香港のアジア・ゴールデンアワード、ボナルドから発表したWelded(ウェルデッド)によるレッド・ドット・デザイン賞の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」、同じくBig Tableによるシカゴアテナイオン博物館のグッドデザイン賞などです。また、2012年にはコルトレイクファーニチャーフェアにて「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」にも輝いています。
彼の生み出すプロダクトのデザイン性はとても素晴らしく、カラーリングやフォルムにはジル特有のセンスを感じさせられます。
ボナルド(Bonald)
ボナルドは、1936年に創業者のジョバンニ・ヴィットーリオ・ボナルドが家具に金属加工を用いたことから始まりました。
イタリアならではのテイストやスタイルにこだわりを見せながらも、設立当初の金属だけではなく、プラスチック、ポリウレタンなどの多種多様な素材を組み合わせ、また世界的に活躍するデザイナーとのコラボレーションも繰り広げています。
国際的なコンテンポラリーデザインの潮流を捉え、実力派デザイナーによる作品は多くのアワードを受賞し、ボナルドはイタリアンデザインをリードするメーカーとして高い評価を得ています。
[出典]Alain Gilles
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