九谷焼 中田龍山 茶碗 金彩色絵花詰 高堂風錦手
伝統の中にもモダンな香り。
金彩が美しく、花の色絵を引き立てます。
この茶碗は、日本の伝統陶磁器工芸品「九谷焼」のものです。
九谷焼を代表する作家の一人、「中田龍山」による作品。アンティーク・中古品となります。
中田龍山は、高堂風錦手(たかどうふうにしきて)の名手と評されます。
高堂風錦手は、多彩な色調の上に金の細書、金粉、金盛等幾多の傑れた彩金、彩銀の技術を開発し精微な運筆の技と相俟って優雅にして絢爛たる画風です。
九谷焼の伝統画風である、庄三画風の伝統を継ぎ人物、山水花鳥等写実的なものが多く、洋絵具を更に多く取り入れ、多彩な色調の上に、金の細書、金粉、金盛、金泥等幾多の傑れた彩金、彩銀の技術を開発して、精緻な運筆の技と相俟って、優雅にして絢爛たる画風を創り、精選された九谷磁器の滋潤な肌と調和して、雅趣に富んでいます。
この茶碗作品は、九谷焼の伝統的な画風、金彩花詰による、豪華で品格高い色絵が施されています。花詰は、牡丹・菊・桔梗などの花で器を埋め尽くした画風です。
また、敷き詰められた花びらと共に丁寧に描かれた金彩が、印象的で魅力的。上品な高級感を演出しています。
日本国内での「知名度」はもちろん、海外でも「ジャパンクタニ」と高い評価を受ける九谷焼。「赤、緑、黄、紫、紺青」の「5彩の色使い」で豪快かつ繊細に描かれる「色絵の表現力」は他に類がない、九谷焼「独特の魅力」です。
今も昔も、その「完成度の高さ」から、「大切な方への贈り物」や「特別な記念品」として、「個人の方から、企業の方」、さらに、「宮内庁御用達」の工芸品として大変重宝されています。
九谷焼は、敬老の日、金婚式、銀婚式の記念品・贈答品、父の日・母の日・誕生日プレゼントに、定年退職祝い、内祝い、還暦祝い、喜寿祝い、米寿祝い等の記念品として、人気の高い、陶磁器の名ブランド。長い歴史を持つ九谷焼は、鮮やかな「九谷五彩」の中に、土に命を注ぎ上絵に心を込める職人のひたむきな情熱と豊かで細やかな感性が見事に調和して表現されており、日本を代表とする陶磁器として国内はもとより海外まで知られ、多くの人達に支持され親しまれております。
[出典]ヤフオク
[九谷焼 関連作品]Amazon.co.jp