ヴェネチアガラス カルロモレッティ Carlo Moretti minimax rima ガラスオブジェ
ミッドセンチュリーの香りも高く。モダンでミニマルなガラスオブジェ。
このガラスマテリアルは、イタリア、ムラノ島の伝統ガラス工芸「ヴェネチアガラス」の置物、ガラスオブジェ作品です。ムラノの工房、カルロモレッティ ( Carlo Moretti ) による作品。
ガラスマテリアルの魅力に溢れたボリューム感の中に、鮮烈なオレンジの装飾。
そしてガラスマテリアルの持つ特徴的なクリスタルで光彩豊かなボリューム感と存在感が絶妙に融合しています。
モダンオブジェ・インテリアとして存在感があります。
この美しい印象的なオレンジの装飾は、ヴェネチア、ムラノ島の伝統技法、SOMMERSO(ソンメルソ)を応用しています。
SOMMERSO(ソンメルソ)は、イタリア語で「水中に沈める」などの意味を持ち、対照的な色の層が特徴。
ヴェネチア・ムラノガラスの技法として、古くから受け継がれている伝統技法。
伝統に培われた高い技術と品質でハンドメイドで仕上げられた芸術的価値の高い作品です。
カルロモレッティは、1958年にCarlo(カルロ)とGiovanni Moretti(ジョヴァンニ・モレッティ)の兄弟によってムラーノに設立されました。
何世紀にもわたってムラーノのガラス細工の巨匠に受け継がれてきた「ノウハウ」と、現代的なイタリアデザインへの思いを一つにしています。
家やテーブル用のカルト的アイテム、特に壺やグラスは、テイストや伝統を決定づける力を備えています。
これらのアイテムは数量限定でムラーノのクリスタルを用いて生産されており、口で息を吹き込み、手で仕上げられた後、サインが施され本物であることの証明書が添えられています。
底面に施されたサインも味わい深い仕上がりになっています。
ヴェネチアガラス(VENEZIAN GLASS)
ヴェネチアガラスは、700年以上もの歴史と伝統を今に伝えています。もちろん、その名のとおり中心地がイタリアのヴェネチアであることは言うまでもありません。中世のヴェネチアは、世界貿易の中心となる過程で優れたイスラムのガラス芸術吸収することにより誕生しました。
ヴェネチアガラスを”ムラノガラス”とも呼びますが、ムラノとはヴェネチア本島から北東約1.5kmにある島で、ここでガラス製造が集中して行なわれていたため”ムラノガラス”とも呼ばれています。ここもあの有名なスワロフスキーと同じようにその製法の秘密を守るためにヴェネチア本土からこのムラノ島に工房を移転したのだといわれています。
ムラノ島で制作されるガラス芸術は15世紀には 高級工芸品として価値を持ち始め16世紀には、ヨーロッパ全土で広く受け入れられ、流行していきました。ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」は、12人のムラノのマエストロ(職人)がヴェネチアから連れ出されて製作したといわれています。
こうしてその名をヨーロッパ全土に広めたヴェネチアガラスは、主に貴族や富豪のために特別に注文されたテーブルウエアを製作するために、大きくそのスタイルを発展させました。 そして、アイスクラック、ダイヤモンドポイント彫り、レースガラス、クリスタルなど多彩なカットの技法が次々に生み出されました。近世では、ガラス文化をヨーロッパ全土に広め、一時はヨーロッパ市場の90%を占有するほど成長しました。
そして現在、熟練したマエストロ(名人)達は息子からそのまた息子へとこの技術を伝承し、昔と変わらぬ伝統の技を活かしながらヴェネチアガラスは創り続けられています。機械での大量生産では出せない本物の味わいがそこにあります。
[出典]CRAFTS DESGIN SHOP
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